大寒間近
こんにちは、S村です(^^)
今年の大寒は1月20日、来週の月曜日だそうですね。
雪景色の珍しい今年の冬。寒さもそれほど厳しくはなくて、過ごしやすいですね。
雪かきがほぼない日々でS村は助かっています。
でも、このままだと水が少ないですね。
もっと山に浸み込ませておかないと夏に足りなくなってしまう。
「水と安全はタダ」という神話を持つ日本ですが、実は「水資源」の世界ランクはあまり高くありません。
降水量自体は世界平均の約2倍ほどあるようですが、小さな島国に1億2000万人以上が暮らしています。
「ひとり当たりの水資源」という点で見た場合、日本は177カ国中98位となります。
そして、国土は「山あり谷あり」の急峻な地形となっていますので、一気に降った雨は一気に海へと流れて行ってしまいます。降水量の割には地下水源が少ないのです。
ですから「降り積もって、ゆっくり溶ける雪」や「しとしとと降り続く梅雨」がとても大切です。
樹木に支えられた山に蓄えられた水は、養分を備えて川へ流れ出し田畑を潤し、やがて海へ注ぎ、豊かな近海を作り出して「海の幸」を育みます。
近年、太陽光発電設置のための山林乱開発が問題になっています。
綺麗ごとや理想論だけでは渡っていけないのが社会活動というものだとは思いますが、太陽光発電は「環境問題」を指針の中の大きな柱として発展してきたものです。
根っこの部分の「大切な本質」を忘れずにいたいと思います。
久々に降った雪。
雪かきは本当に嫌いなS村ですが、あれやこれやの理屈を抜きにして「やっぱ綺麗だなぁ」と思いました。